介護の求人状況を解説。~自分にあった働き方の見つけ方~

仕事を探そう。 介護

こんにちは、hiroです。
今回のテーマは、介護の求人状況についてです。
介護職に就こうと思った時、こんな疑問が沸きませんか?

やっぱり正職員が良いかな?

夜勤は嫌だからパートが良いかな?

短時間でサクッと稼ぎたいから派遣が良いかな? 

介護施設はどんな種類があるの?

など。


介護職を長くやっていると、職場の状況や働き方の良し悪し実体験としてわかるので、そんな疑問にお答えします。

❚ 介護の求人状況を解説?


介護業界は慢性的な人手不足です。そのため、施設側と入職希望者の条件が合致して、健康体であれば採用はされやすい業界です。。
なぜ人手不足なのかを検証すると、やはり離職率が高いという事です。理由は、仕事内容が合わない、介護経験者の場合は、施設のやり方が過去の自分のやり方と合わない、という理由が多かったです。もちろん、人間関係などほかの理由もありましたが、

離職率の高さへの対応は、どの施設も改善への取り組みはされています。しかし、介護業界は特異な業界とも言えます。なぜなら、介護は全くの素人でもできてしまう事と、高い理想をもって入職を希望する方がいて、現実と理想の違いで辞めていく方が多いです。一時は『リストラの受け皿』と言われたり、スキャンダルを起こした芸能人が償いの為に介護施設で働いたという事もニュースで見ることもあり、入職はしやすいですが、辞めていく人が多い業界です。

❚ 介護初心者でも大丈夫なのか?

結論から言うと、初心者でも大丈夫です。施設によっては、資格なしで働くことができます。過去の職場での話ですが、資格なしのまったくの初心者から介護を始めて、短期間で立派なリーダーになっている方もおられます。しかし、介護職は資格重視なので、給料を上げることを考えるなら資格を取る必要があります。

中には、資格がなくて、危険ではないの?本当に大丈夫?という声もありますが、大丈夫です。初心者はまずシーツ交換や後片付けなどの関節業務という利用者様とは関わらない仕事から始めて、徐々に排泄介助や食事介助などの直接介助業務を学んでいく形が一般的です。そして、教育方法もOJT方式で先輩職員と一緒に行動し、できるところから1人立ちしていく形を取っています。ただ、人員不足の為、しっかりとした教育ができない施設もあるので、その点は確認が必要です。

❚ 派遣と正社員のどちらが良いのか?

派遣社員と正社員のどちらが良いかと聞かれることもありますが、こちらは『人による』としか言えません。理由は、何に重きを置くかは個人による為です。介護職はシフト制の為、早番、日勤、遅番、夜勤などがあります。正社員は、シフトとは別に係りの仕事や委員会、会議の出席などを求められます。これは他の職種も同じだと思います。パート職員ですと、早番専門や夜勤専門といった形で自身の希望に沿ったの時間帯のみで働くことができます。そして、パート職員は有期契約社員ですので、期間が決められており、その都度更新するという形です。一方、派遣社員は、派遣会社に所属して、派遣会社から各施設へ派遣されるという形です。派遣社員の最大の利点は時給が高いという事ですので、短期間で稼ぎたい方は派遣社員は向いているかもしれません。契約は数か月単位の更新の為、施設が自分に合わないと感じれば、更新をしなければ良いのですが、更新希望をしていても施設側から断られることもあり、不安定な側面もあります。

❚ 特養と有料はどちらが良いのか?

介護施設は種類がたくさんあります。介護が必要な方(要介護)の為の施設、そして介護が必要ではないが安全の為に入る施設など様々です。
その中でも、特に求人が多い施設として、有料老人ホーム(以下、有料)と特別養護老人ホーム(以下、特養)があります。

有料と特養の違いは、民間型と公共型の違いです。有料に入居される方は月額利用料が数十万と高額なため、裕福な方が多くいらっしゃいます。一方で特養の月額費用は数万円と比較的安価です。また、特養への入居は要介護3以上という基準がありますが、有料には同様の基準はないため、特養のほうが介護度が高い高齢者が多く入居されています。各施設ともに介護職としての仕事は同じですが、月額費用の違いから、有料は『お客様』、特養は『利用者様』という呼び方をする違いもあります。仕事面では多少の違いはありますが、給与面では有料のほうが高いで傾向があります。そして、有料は企業ですので利益を追求していく必要があり、昇給によって給料を上げる事は可能ですが、責任も強く求められます。

❚ 就職先がブラックな施設だったら?


介護施設によって、仕事量の違いはあります。入職はしたが、”入ってみたら仕事が多くて大変です” という所もあるでしょう?結局、募集や面接ではわからない事が多く、現場に入って初めてわかることが多くあると思いますので、無理せず辞めることも一つの考えだと思います。ただ、転職を繰り返すと就職に不利な面もあるので、もし、そのような不安をお持ちの方へのアドバイスがあるとしたら、就職ではなく、派遣介護として働くことをお勧めします。

❚ 求人サイトの違いはあるのか?

介護職を探す際、チラシ広告を見て応募するか、求人サイトから応募するかと迷うことはないですか?おすすめは求人サイトから仕事を探すことです。求人サイトに登録すると、担当者に希望の条件を伝え自分に合う施設を紹介いただけます。しかし、求人サイトもたくさんあり、どれがよいのか迷ってしまいますよね。私自身も、同じことを考えて、出した答えが複数の求人サイトに登録するです。そこでわかったことは、サイトによって、抱えている案件数やサポート体制が違うという事です。

複数のサイトに登録すると、その分連絡が多く来るので大変では?という声もありますが、今は電話対応しなくてもLINEでの対応を行っていることが多く、気軽に連絡が取れます。その為、自分に合った職場を見つけるためには、複数の求人サイトに登録する事が良い方法です。

❚ 介護派遣サイトによって違うのか?

介護派遣業者もたくさんあります。しかし、派遣会社にも違いがあり、担当コーディネーターの対応も時給も違います。時給に関しては、同じ施設で同じ業務をやっているのに時給が数百円違うという場合もあります。派遣の場合も、こちらの条件(勤務時間、勤務地、時給など)を伝え、意向に沿った施設を紹介していただきます。しかし、上記の通りで派遣会社によって抱えている施設数に違いがあるため、複数の派遣会社に登録だけでもしておくことをお勧めします。

❚ 最後に

介護の求人状況について解説してきました。介護職といっても種類や働き方が複数ある為、初めは迷うと思います。私自身は、正社員も派遣介護も経験しました。どちらも良い点、悪い点がありますが、結局は、自分がどう働きたいかで変わってきます。ある人にとってはでも、仕事に追われるのが好きな人にはブラックな職場とは感じないかもしれません。仕事は人生の中心になるものなので、しっかり考えていきたいですね。今回の内容が少しでも参考になったら嬉しいです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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