ケアマネ試験、２回逃げた僕が5回目で合格できた理由

令和7年度（第28回）介護支援専門員実務研修受講試験　（一部抜粋・個人情報は加工済み）

こんにちは、hiroです。
令和7年度（第28回）介護支援専門員実務研修受講試験に合格しました。

ずっと叶わなかったケアマネ合格をやっと果たすことが出来ました。

ここに至るまで、５回のチャレンジがありました。

この記事では

２回も「申し込んだのに受けに行かなかった失敗」
忙しい現場と家庭がある中で、どう勉強時間を確保したか
実際に合格につながった勉強法（特にYouTube活用）

をまとめました。

・「仕事が忙しくて勉強が続かない…」

・「家族に負担をかけてまで受験していいのか迷う」

そんな方に、少しでもヒントや励ましになればうれしいです。

5回目でやっと合格｜２回「逃げた」過去もある
1. 受験に行かなかった理由
YouTubeメインの勉強法と、具体的な使い方
介護現場からケアマネを目指した理由
ケアマネ勉強で失敗したパターンと、今回うまくいった理由
家族に支えられた受験生活｜プレッシャーとありがたさ
最後に

5回目でやっと合格｜２回「逃げた」過去もある

今回のケアマネ受験は、5回目の挑戦でした。

５回のうち、実際に会場に足を運んだのは、今回を含めて３回です。

え？残り２回は？

って不思議に感じますよね。

残りの２回は受験申し込みだけして、当日は受験に行きませんでした。

受験に行かなかった理由

≪1度目：多忙で勉強時間が取れず、受験を断念≫
1度目は、残業の日々で、通勤時間も往復３時間かかる職場にいました。

”寝るために家に帰る”　という言葉通りの日々を過ごしていたため、

休みの日は、仕事からの解放感から好きな事を優先してしまい、勉強する気が持てず。

勉強時間が取れないというよりは、取ろうと努力もしていなかったため、不合格になるのが目に見えていました。

会場で試験を受けても、問題を解答できず、悔しい気持ちになる事を想像すると、

「行くだけ無駄なのではないか？その時間をもっと有効に使い、別のことをしよう」

と　”受験しない”　決断をしました。

当時、私を含め、会社から３人が受験していました。私は不合格だったのに対し、同僚２人は合格していたので、とても悔しい思いをしました。

２度目：チラシ作成に専念するため、受験を断念
２度目は、受験申し込みをしたちょうど同時期に、副業でチラシ作成を始めました。受験勉強よりチラシ作成に楽しさを感じるようになり、

「今はチラシ作成に力を入れる」　

と決めて、”受験しない”　決断をしました。

２回とも受験料を、『ドブに捨てた』感じですね。

当時は、受験しない決断を正当化していましたが、今思うと単なる『逃げ』だったなと感じています。

YouTubeメインの勉強法と、具体的な使い方

私は、介護福祉士の資格も持っています。

介護福祉士の受験したときは、正直勉強しなくても合格できました。

その成功体験が悪いほうに働いてしまい、初めてのケアマネ受験の際、満足に勉強をせず、

大丈夫だろう！

と安易な気持ちで受験したため、試験終了時は絶望感で一杯でした。

とても悔しかったですが、同時に　”勉強すれば合格できるかも”　とも思えたことを覚えています。

そのような経験の反省を生かし、今回、私が行ったケアマネ勉強法を一言で言うと

YouTubeを使った勉強法　です。

インプットはYouTube、アウトプットは過去問、スキマ時間の使い方…などです。

勉強法について詳細を記載した記事がありますので、下記の記事をご覧ください

コチラから👉【挑戦中】ケアマネ試験の勉強法｜独学×YouTubeで合格を目指す | 介護しよ.net／blog

今回の事で、動画で勉強する効果の高さを実感しました。

今は、専門的な講義がYouTubeなど無料で受けられますので、動画を効果的に使う事をおすすめします

介護現場からケアマネを目指した理由

　私は、介護現場歴が長いので、現場以外の介護業務にも興味を持っていました。

介護現場を中心に考えた時、その周りを囲む仕事。つまり、介護施設に入るまでを担当する仕事で、それがケアマネージャーという事になります。

介護現場は、より良いケアは何か？をテーマに、色々な方法を実験したり、追及できる楽しみがあります。

しかし、ある時の経験が、介護現場以外の仕事に興味を持つきっかけとなりました。

過去に、介護とは関係がないコミュニティに入っていた時のことです。

コミュニティの中の一人が

『家族の中に介護が必要になった人がいるんだけど、介護サービスを受けるにはどうすればよいの？』

と私に聞いてきました。

今思うとかなり浅い知識でしたが、知っている事を伝えた所、とても喜ばれました。

こんな簡単な情報でも、喜んでくれるのか？と

感謝されたことに、私自身が嬉しくなりました。

そして、世の中には、施設の外でも介護に困っている方がいるんだな？
と初めて気がついた瞬間でもありました。

このような経験から、介護で困っている人に専門的な知識を使って、アドバイスする仕事をしてみたいと思うようになりました。

ケアマネ勉強で失敗したパターンと、今回うまくいった理由

　今回、合格につながった理由はいくつかあると思います。過去とは、状況が違うので色々な要素が良い結果につながったと言えますが、

良かった点を一つ上げると

毎日、少しでもケアマネの勉強をしたこと

受験勉強中にモチベーションのアップダウンはありました。
そんな中でも、
・キーワードを一つだけ調べる

・問題を一ページやる

と言った小さな取り組みを毎日やったことが良かったのかなと思いました。

　”毎日小さく継続する大切さ”　は、多くの人が仰ってますが、

実行するかしないかでは結果は大きく変わってくる

事を実感し、大切な事だと改めて思います。

家族に支えられた受験生活｜プレッシャーとありがたさ

今回の受験は過去とは違い、家族にも負担をかけながらのチャレンジでした。

過去の受験では、不合格の理由を　

・やる気がでななかった
・時間が無かった

と、自己都合の理由にしていました。

今回は家族を巻き込んだ形での受験であったことと、受験勉強が家族にも負担をかける出来事であると理解できました。

仕事から帰って食事をしたあとは、ほとんどの時間を部屋に籠り、勉強に使っていたので、
家事は家族に任せる場面が多くなりました。

そして、家族が見ているテレビの音や話し声など、普段なら気にならない音が気になり、集中できない時もありました。

そういう中で、

「家族に負担をかけているので、今年こそ」

と言う思いと、

「今年は受験に専念するんだから、絶対合格してね」

と家族から言われた言葉がプレッシャーでもあり、支えでもありました。

プレッシャーを感じつつも、逃げ道をふさいでもらったおかげで、今回は本気で向き合えたと感じています。