こんにちは、hiroです。
仕事をしていると、「あ、この人とは合わないな」と思う相手が必ずいませんか?
私にも、そういう方がいます。
今回は、Aさんとしましょう。
Aさんに、こちらが一生懸命考えて出した意見でも、あっさり否定されたり、まるで聞く気がないような態度を取られる。正直、心が折れそうになります。
「なんでこんな言い方するんだろう」
「どうして受け止めてくれないんだろう」
そんな気持ちでいっぱいになります。
でも、Aさんとやり取りする中で、私は以下の事を学びました。
- 否定は「ざる」で受け流す
- 自分の意見は「提案」として伝える
- 勝ち負けにこだわらず「理解」でとどめる
否定されたときは「ざる」をイメージする
Aさんに意見を伝えたとき、「それは違う」「いや、そうじゃない」と返されることは日常茶飯事です。
頭では理解していても、やっぱり胸の奥がズキッと痛みます。
そこで私は「ざる」をイメージするようにしました。
ざるに水を入れると、必要ないものは流れていき、必要なものだけが残ります。
Aさんの言葉も同じ。
全部を真に受けるのではなく、必要な部分だけ残して、余計な部分は流す。
もちろん簡単ではありません。否定されるたびに悔しさでいっぱいになります。
でも「この言葉の中で、自分に必要なものは何だろう?」と考えると、不思議と冷静になれるのです。
相手を否定せず「提案」として伝える
Aさんとぶつかるのは、相手を否定したくなるときです。
「それは違いますよ!」と返したくなる。
でもそれを言った瞬間、ただのケンカになってしまいます。
だから私は意識的に「提案」の形にするようにしています。
「こういう考え方もあるかもしれません」
「もしこうしたらどうでしょうか?」
提案なら、受け入れるかどうかを決めるのは相手です。
自分の提案を受けるようにいう事は、命令になります。
命令のように押しつけてしまえば、余計にこじれてしまいます。
少なくとも「選択肢」として提示すれば、Aさんも聞いてくれる余地が生まれます。
伝え方ひとつで関係が変わる
人は「事実」を突きつけられると傷つきます。
Aさんも例外ではありません。
例えば髪がパサついている人に、
- ×「最近、ミスが多いね」
と言えば、不快にさせるだけ。
でも、
- ○「最近、仕事のことで何か気になることはありますか?」
と聞けば、相手の気持ちを尊重しながら意見を伝えられます。
Aさんに対しても、「間違っています」と突きつけるより「こういう視点もありますよ」と伝えるほうが、受け入れてもらいやすいのです。
「正しさ」を手放す
Aさんと話すとき、どうしても「自分のほうが正しい」と思いたくなります。
でも、それは結局「勝ち負けのゲーム」になってしまう。
勝ったところで、気まずさや不信感が残るだけです。
だから私は、「そういう考え方もあるんですね」と一度受け止めるようにしています。
同意する必要はない。ただ理解するだけでいい。
そうすると、Aさんとの会話も少しだけ楽になります。
まとめ
意見が合わない相手との関係は、正直ストレスだらけです。
Aさんとのやり取りでも、怒りや悔しさでいっぱいになることがあります。
でも、その中で学んだのは――
- 否定は「ざる」で受け流す
- 自分の意見は「提案」として伝える
- 勝ち負けにこだわらず「理解」でとどめる
Aさんは私にとって“成長させられる存在”でもあるのかもしれません。
正直、ありがたいと思える余裕はまだありません。
でも、いつか「あの人のおかげで今の自分がある」と言えるようになりたいと思っています。
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